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「BUSHMIND によるニューエイジMIX」という字面だけでパワーワードだけど、これは本当にリリースされる。現状レアグルーヴ化し、世界規模で定着したニューエイジ・サウンドは、皆一様にイメージが浮かぶものだけど、一体その実快楽としてそれを貪っている人もどれだけいるのだろう。サイケデリック・ノウレッジ高過ぎるB-BOY BUSHMIND は、ユートピア構築中もXXL を着る。6 つのチャプターに分かれ、サスペンドとフロートを繰り返す揺らぎ、身を委ねるうち訪れる中毒と酩酊の波長。ニューエイジの髄である内省と宇宙を繋げるだけに飽き足らず、街角のマンホールからもワープ穴をこじあけた風通しの良さがたまらない。レビューを書いてる中古レコ屋の僕自身全く未知のアーティストが並ぶ中に、GUILTY C やGRIM TALKERS, RAMZA など旧知のアーティストを差し込み、WHY?や来日公演も素晴らしかったBITCHIN BAJAS、ROMAN FLUGEL もここではニューエイジとして並列に捉えられていて、最後SYNTHZISTERS から2x4 にも出演したind_fris で着地する様。夢に逃避、現実はハード。見えた終点。最高のラストに拍手。
Text by Michioshka ( Seminishukei / Ebbtide Records )
TRACK LIST :
Scene 01
Satoshi & Makoto - Lumiere
Scene 02
Charles Ditto - Pop
Sora - Etude:Diagonal
Why - Ape In Cage With Wire Cutters
Rimarimba - Steady State
Delta Rain Dance - Transmission One
Scene 03
Ariel Kalma - Enuej Elleiv
Inner Science - Tails Ambient 02
Iury Lech - Barreras
Frits Wentink - Sixth Forlane (unreleased mix)
Aki Tsuyuko - Flutter
Scene 04
Grim Talkers - Daydream Grime
Bitchin Bajas & Bonnie "Prince" Billy - You Are Not "Superman"
Ramza - Inaba-Nagara
Roman Flugel - Believers
Scene 05
Guilty C. & Tabata Mitsuru - Bayti
Javier Segura - Secuencia Fílmica
Peter Kardas - Words for You
Guilty C. - Music For A Town
Synth Sisters - Euphoria
Scene 06
ind_fris - Blue moon
PROFILE : Bushmind
その手とコクピットに並ぶ機材を駆使して空気を歪め、新たな音楽と高次元/ 高純度の空間を作り出すトラックメイ カー/DJ。2007年1st アルバム『Brignt In Town』(tearbridge production / Avex ) 、2011 年2nd アルバム『Good Days Comin’』(P-VINE)、2015年3rd アルバム『Sweet Talking』 (AWDR/LR2) をリリース。2017 年、全トラックをプロデュースしたROCKASEN のアルバム「Two Sides of」をフリーで配信。仲間と共にその遊びの感じ場所と時間を巧みに配置し数々の曲に落としこみ、作品と遊びを拡散して行っている。曲からアートワー クに至るまですべてをHOME&FAMILY MADE で繋ぐ。遊ぶTOWN での出来事をPACKING した多彩な色に輝くその盤は、穏やかに多くのドラマを産み出す。街のスポットで取り引きされる無数のMIX CD 群は様々な憶測を喚起し、ストーリーは続いて行く。すべてのワックとヒッピーにレクイエムを送ろう。ミーンストリートが交差するBRIGHT な四角か ら。BUSHMIND IS COMING TO TOWN。
価格:1,100円
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