RUSSIAN PURE NEW SCHOOL HARD CORE CLASSIC!

ロシアのNEW SCHOOL HARD COREを代表するバンドであり、SELF TRUE RECORDSを運営するTHE VERDICTの2008年リリースの1stフルアルバムにして、ロシアだけでなく世界単位で見ても2000年代のNEW SCHOOL HARD COREを代表するアルバム。メタルではなく、あくまでもメタリック。演奏よりも勢いや主張が前面に押し出された音。抽象的な表現を使い、社会に対する姿勢を叫び、時に直線的に、時に痛々しいまでのヴォーカル。THE VERDICTは産まれるべくして、この時代に産まれたバンドだと言えるだろう。LIFE SENTENCEリリースのバンドやCULTURE、MORNING AGAIN、CONTEMPT辺りを彷彿させる音ではあるが、これは決して懐古主義では無く、必然的なHARD CORE。NEW EDEN等と同時代にこういったバンドが出てくるのはただの偶然ではなかったのでしょう。