その道路を使うことが街のことを歌うことなのだろう。名実ともに車を活用して、その視点をミクロからマクロまでいや、もっと気の利いたレンジで聴かせてくれるサイケデリックヒップホップ以外の表現はちょっと思いつかないアルバム。HARD COREもユーモアも同居しているからこそ、これが天久保一丁目の音楽だと思うのだろう。ダブな始まり、そう始まりは揺れている。加速していく音楽と景色。車と一緒でスピードは飛ばすだけじゃなくて、気づけばゆっくり走ってるくらいが調子いい。そうこれは調子いい。SPRAの地元で聴いたらより伝わるような街の描写を少し落ち着いた頃に思い浮かべてみる。それだけでこれは素晴らしいアルバムだと思う。

EASTERN Pのfeat.も！！！

何より、聴いた人がこの作品の話をしたくなる作品なので、会ったらオンザドーロの話をしたい！

車と道をテーマに紡ぐレイドバックながらも高揚感に満ちたサイケデリック・ラップ・アルバム!!

茨城県つくば市天久保一丁目にてにてClub Octbass、Good Near Recordsを運営するラッパー/トラックメイカー、Spraの前作から3年ぶりとなる待望の3rd.アルバムがリリース。
茨城県つくば市を拠点に活動するラッパー、トラックメイカー。また、同市内天久保一丁目にてClub OctBaSS、GOOD NEAR RECORDSを運営する。自身の音楽製作はラップ、トラック、録音から編集、スタジオ建設に至るまで全て自分自身で完結するDIYer。日々のインプットしたアレコレをヒップホップに、ファンクに、ダンスミュージックに落とし込みマッシュアップする独自のスタイルを携え、コアな音楽好きと今日もどこかで遊んでいる。2021年コロナ禍緊急事態の中ちゃっかり無事に完走した”Near Tour 2021”で得た音楽的経験をフルに注ぎ込み今夏、ニューアルバム” オン・ザ・ドーロ” をリリース！