inch magazine PocketStories 01 生まれつきの時間

ポケットに小説を
気軽にというと少し言い方が軽いけれど、気を負わずに様々な視点を紹介してくれるINCH MAGAZINE。持ち運ぶことを考えられたPAPER MAGAZINEからPAPER BOOKがリリース。紹介に関してはオフィシャルものもを読んでいただければと思います。長さもちょうどよくて、この長さにちょうど良さそうな移動時間がある日に読んだら少しだけ時間が足りなくて、電車を降りてそのまま駅で最後まで読んだと思う。なんだろう、そんな感じで読んでる人に会える気がする、考えたことを話せる気がする。それぞれの道をまた模索できる気がする。

「短篇小説をポケットに」

inch magazine PocketStories第一弾は韓国SF短篇小説。


人類が一度滅亡したあとの世界。「成長センター」で目覚めたアルムはすでに十五歳だった。生殖能力をなくした人類を再生するプログラムで急速な教育とリハビリを与えられたアルムは、ある日センターを逃げ出すが……


2019年に韓国屈指のSF新人文学賞である第四回「韓国科学文学賞」の中短篇部門で『モーメント・アーケード』(2022年日本版はクオン刊)が大賞に選ばれてデビューした、SF作家ファン・モガによる未邦訳作品です。原著は韓国のSF雑誌「The Earthian TalesNo.220224月に発表され、高い評価を得ています。


本書は、韓国で加熱する教育格差や世界で問題になるジェンダー格差など、様々な不平等を描きながら誰にも普遍的な優しい物語になっており、正確な論理的な科学技術に基づいた本格的ハードSFとは異なる、「少し不思議=SF」かつ、現実社会の問題と向き合う作品です。


本書の巻末には韓国に留学中で小説やエッセイなどを執筆するモデルの前田エマさん(「Hanako Web」など)と、「韓国SF小説が描くもの」について作者と対談しました。

格差やジェンダー問題などの現実社会の厳しさを韓国社会で見つめる役目として、文学や詩の重要性を民主化運動などを通して育んできた歴史のある韓国。現在、韓国に留学していて感じる視点から語っていただきました。



著者 ファン・モガ

2006年に来日、東京在住。漫画家制作スタジオを経てIT企業で勤務しながら韓国語で執筆した『モーメント・アーケード』が2019年第4回韓国科学文学賞中短編部門で大賞受賞し、作家デビュー。邦訳された作品はほかに『透明ランナー』『スウィート、ソルティ』など。未邦訳に短篇集『夜の顔たち』、長篇作品『私たちが再び巡り逢える世界』『言葉なき者の声(仮)』などがある。


訳者 廣岡孝弥

1981年富山県生まれ。『トトノイ人』をはじめ、リトルプレスの制作やサポート業に従事。2021年第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて『モーメント・アーケード』で最優秀賞を受賞。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン正会員。



表紙カラー、本文モノクロ80ページ、中綴じミシン製本

サイズ:W106mm×H184mm


発行:菅原祐樹(inch media

装丁:坂脇慶

装画・挿画:大川久志

価格:1,210

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