febbのラストアルバムにして”SUPREME SEASON”の名前通りのアルバムと言い切れる。183rd、HNIC、LUCA VIALLI等、アメリカのプロデューサーと自らコネクトして集められたトラックに自身のトラック。MUDだけがゲストとして参加している。ハードボイルドでロマンティックそこには照れくささとユーモアがあるように感じる。リリック、ラップに関してはそのものでもあり、そのものの裏の裏まで読み解きたいものである。febbの音楽はあくまで音楽の中にある、曲の中に、ラップの中にトラックの中に。この音源はmp3で曲順も振られた状態で発掘された。SUPREME SEASONというアルバムの存在、リリースしたいという話は聞いていた。家族から託されたパソコンを誰かに預けようと思ったけど、持っていて良かったと思う。この作品は出さなければ行けないと思った。あの頃のWDsoundsの家件事務所はメゾネットで地下で寝てるとリビングでfebbのラップの声が聴こえていたことが良くあった。最後にやったらライヴはBATICAで感動した。ラップだけは誰よりもかっこいいと思ったし、本人にも伝えた。febb is the best

個人的なことを書いてしまいましたが、音も言葉も完全に誰も追いつけないところまで行っていると。何よりfebbの作るHIP HOPは孤高でありその地平の広がりは目視できないほどに遠い。

マスタリングは得能直也氏に手がけてもらった。フロントアートワークはGUESS、バックはfebb自身のタグを、盤面はDAICHI ( midnight meal records ) によるもので是非ともターンテーブルの上で観て欲しい。JELLY FLASHのおかげでこのアルバムのアートワークが完成したことも加えるべきだと思う。アートワーク、パッケージングに関してはWDsoundsが責任をもって監修しました。

特典として”SUPREM SEASON” SPECIAL PROMO KITをつけます。内容はシークレット。

こちらのREVIEWの文章の転載は絶対にやめて下さい。 ( WDsounds 澤田　政嗣 )